【トミー・ジョン手術とは】

肘の靭帯損傷から競技復帰を目指す選手へ

トミー・ジョン手術とは、正式には「肘内側側副靱帯再建術」といい、スローイングなどの繰り返し動作によって損傷した靭帯を再建する手術です。
野球選手を中心に、近年では高校生や大学生など成長期を超えた競技者の間でも増加傾向にあります。

特に近年は、手術を受ける若年層の増加や、復帰成功例の拡大により一般化してきた印象がありますが、本来はあくまで最終的な選択肢であり、まずはリハビリなどの保存療法を十分に行ったうえで慎重に判断されるべきです。

 

【術後リハビリの流れ】

手術直後は、肘の可動域を無理なく取り戻すことから始まり、段階的に筋力トレーニングを導入していきます。

術後2か月程度で可動域は多くの場合ほぼ回復
筋力も徐々に改善が見込まれます
しかし、可動域や筋力が戻ったからといってすぐに投球ができるわけではありません。
再建された靭帯がしっかりと生着・安定するまでの時間が必要であり、スローイング開始までには数ヶ月の慎重な準備期間が不可欠です。

一般的には、実戦練習開始まで約10〜12か月、完全復帰までに1〜1年半程度を要するケースが多くなっています。

 
【患部外トレーニングの重要性】

手術後のリハビリで非常に重要なのが、肘以外の部位(患部外)に対するトレーニングです。

特に、

・股関節の柔軟性と筋力
・体幹の安定性
・肩甲骨の動き
・全身の連動性
といった要素は、靭帯損傷を引き起こす背景でもあり、再発防止にも直結します。

術後の投球再開までの期間を使ってこれらの弱点を徹底的に整えることで、パフォーマンス向上(球速アップなど)や再受傷の予防にもつながります。

 
【フォーム修正と競技復帰の準備】

患部が治癒しても、以前と同じフォームで投げることが再受傷を招くケースも多く、体の使い方や投球動作の見直しも復帰までの重要なステップです。

フォーム修正には時間がかかることもあるため、患部リハビリと並行して早期から取り組むことが理想的です。

 
【プラストレーナーズでのサポート体制】

当施設では、トミー・ジョン手術後の選手を数多くサポートしてきた実績があり、医療機関以外では比較的多くの対応例を持つと自負しています。

・手術直後のコンディショニングから
・日常動作の回復
・投球フォームの再構築
・全身的なフィジカル強化
・競技別の動作指導
まで、段階に応じたリハビリとトレーニングを一貫して実施可能です。

トミー・ジョン手術は、その後のリハビリやトレーニングによって、初めて競技復帰への道が切り拓かれます。

プラストレーナーズでは、医師の指示や選手の状態に合わせて、段階的なサポートを提供しています。
不安なことがあれば、手術前・手術後を問わずお気軽にご相談ください。