走り幅跳びの動作の特徴

遠くへ跳ぶために必要な、跳躍選手特有の身体機能を追求します。

踏み切り時の「剛性(硬さ)」: 助走のスピードを殺さず、上方向への力に変えるための、強固な足首と膝の支持力。
爆発的な「踏み切りパワー」: 地面を強く叩き、身体を突き上げるための殿筋(お尻)とハムストリングスの出力。
空中での「バランスと反り」: 滞空時間を伸ばし、着地へ繋げるための背筋・腹筋の連動と脊柱の柔軟性。
スプリント能力: 踏み切り板へ最高速度で到達するための、短距離選手に匹敵する加速能力。
 
パフォーマンスアップへの取り組み

「あと10cm」を更新するために、身体のメカニズムからアプローチします。

踏み切り脚の「バネ」を最大化: 足首が負けて沈み込むと、エネルギーが逃げてしまいます。プライオメトリクストレーニングを行い、地面からの反発を最大限に活かす「反発力(スティフネス)」を高めます。
重心移動の最適化: 助走から踏み切りにかけて重心が落ちないよう、骨盤周りのコンディショニングを行い、スムーズな離地をサポートします。
動作解析によるフォームチェック: 踏み切り角度や空中姿勢でのパワーロスを動画で分析。効率よく身体を遠くへ運ぶための動作改善を指導します。
 
走り幅跳びで多いケガ・障害

繰り返される強烈な着地と踏み切りにより、慢性的な障害が発生しやすいのが特徴です。

ジャンパー膝(膝蓋腱炎): 踏み切り時の爆発的な伸展動作による膝の痛み。
足関節捻挫・靭帯損傷: 踏み切りや砂場への着地時に足首を捻る怪我。
腰椎分離症・腰痛: 踏み切り時の衝撃や空中での反り動作による腰への過度な負担。
ハムストリングスの肉離れ: 助走中の加速や、踏み切り直前の足のスイングによる損傷。
かかとの痛み(脂肪体炎): 踏み切り時にかかとを強く打ち付けることによる炎症。
 
プラストレーナーズでの取り組み

走り幅跳びは「勢い」だけで跳ぶと、すぐに膝や腰を壊してしまいます。 当施設では、「衝撃に耐えうる強靭な軸」と「しなやかな空中動作」を両立させることで、怪我を防ぎながら記録を伸ばす身体作りを目指します。 特に、踏み切り脚の左右バランスを整えることで、踏み切り精度の向上をサポートします。