肉離れは、一般的に激しいスポーツ動作によって起こります。
ダッシュやジャンプ、急激なストップ動作など、その筋肉に想定以上の負荷がかかってしまうことが多いようです。
一言で肉離れと言っても病態は様々で、炎症が中心のごく軽い肉離れから、完全な筋断裂で手術が必要になることもあります。
重症度によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度と分けられており、スポーツ現場で起こる肉離れはⅠ度かⅡ度がほとんどです。
復帰までは数週間から数ヶ月かかることも多い肉離れですので、予防することが最も大切ですが、起きてしまってからは以下のような対応が必要になります。
1.安静
無理に伸ばしたり揉んだりせずに、局所的な安静を取る必要があります。
2.アイシング
炎症と痛みを少しでも抑えるため、十分にアイシングするといいです。
3.圧迫
多くは筋組織が損傷を起こし出血していますので、圧迫して出血を最小限に止める必要があります。
4.病院受診
状態を把握するために、整形外科を受診しましょう。接骨院や整体ではなく、エコー検査やMRI検査が受けられるスポーツ整形外科がおすすめです。
ここまでが発症してからすぐの急性期の対応になります。
病院を受診し、ケガの状態が把握できたらリハビリ段階へ移行します。
リハビリは損傷程度によって全く異なりますが、以下のような順序で強度を上げていく形になります。
復帰
↑
100%ダッシュ
↑
80%ダッシュ・ジャンプ動作・ウエイトトレ
↑
軽快走・軽いウエイトトレ
↑
ランニング
↑
ウォーキング・自重トレ(スクワット等)
↑
安静
Ⅰ度損傷であれば早い段階で上位へ進めますし、Ⅱ度損傷であればゆっくりと進めていく形になります。
レベルアップするタイミングは判断が難しいですが、一番は身近にいる医療スタッフと相談して決めるといいでしょう。
復帰を焦ると容易に再発することがあるので注意が必要です。
復帰に際してはテーピングをすることで少しでも再発のリスクを低減したり痛みを緩和することが可能です。
毎度毎度テーピングをするのが面倒という選手はサポーターでもOKです。
サポーターは個人的にはザムストのものがおすすめです。
ふともも用↓↓↓
ふくらはぎ用↓↓↓
最近はコンプレッションタイプのタイツやカーフスリーブ等もありますが、サポート強度が高くないので、リハビリ中はサポーターがおすすめです。
完全復帰してからはコンプレッションタイプのサポーターなども良いですね。
また、私は鍼灸師なのですが、肉離れに対する鍼治療は非常に効果的だと感じています。
極急性期はよく考えますが、出血が止まっているような段階であれば積極的に鍼治療を取り入れています。
先にも書いたように、肉離れは再発することだけは避けたいので、慎重にリハビリを進めていく必要がありますね。
プラストレーナーズ
伊藤孝信
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