誰しもが利き手や利き足があり、使いやすい動かしやすい側があります。そうなると偏ったトレーニングはしていなくても筋力に差が出てきますし柔軟性にも差が出てきます。

 

例えば前屈するとどちらかが強く張るとか、階段を登りやすいのはどちらかの脚だったりとかありますよね。

 

一般的に、こういった左右差は“歪み”や“ズレ”、“偏り”として表現されることが多く、良くないこととして判断されていることが多いです。

 

 

ではスポーツにおいてこういう左右差はどう考えるべきなのでしょうか。

 

結論からいくと、私個人の考えとしては「左右差はあって然るべき」と考えています。

 

多くのスポーツは「方向性」が決まっています。

そのために生じる左右差は“歪み”ではなく「特異性」といえます。

 

例えば、野球は投げる側と打つ側が多くの場合で片側ですし、ベースランニングも左回りに限られています。テニスやバレーボールなどでも同じですね。そのために左右差はあっても然るべきで、逆に全く左右対称では競技パフォーマンスは下がるのかもしれません。

 

一方で、左右対称であるべきスポーツもあるとは考えています。

マラソンや陸上短距離、競泳(クロール以外)、クライミングなどです。

こういったスポーツは左右対称の均衡した身体機能の方が高いパフォーマンスが発揮しやすいでしょう。

 

このように、筋力や柔軟性の左右差は、『スポーツによっては存在してもOKで、左右差があった方がいい競技もある』ということだと思います。

 

ただ、、、先述した左右差があるべき競技であっても、左右均等でないといけない身体機能もありますので、難しいところです。

 

プラストレーナーズ
伊藤孝信