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InBody570で見る身体組成とFFMIの重要性

〜スポーツパフォーマンスの“ベース”を整える〜

スポーツ選手にとって、身体の中身――つまり筋肉量・体脂肪・水分バランスなどを正しく把握することは、パフォーマンス向上やケガ予防に欠かせません。

そのために役立つのが、高精度の身体組成計「InBody570」です。

単なる体重の増減だけでなく、「筋肉がどの部位にどれだけあるのか」「体脂肪の割合は適正か」などを数値で客観的に知ることができます。

 

身長に左右されない筋肉量の指標「FFMI」

体組成を考えるうえで、特にスポーツ選手が注目したいのがFFMI(Fat Free Mass Index/除脂肪体重指数)です。

これは「筋肉や骨、水分など体脂肪以外の重さ(除脂肪体重)を、身長の二乗で割ったもの」で、筋肉量の水準を身長に左右されずに評価できます。

たとえば、背が高い選手は、見た目が細くても筋肉量が多くなる傾向があります。一方、背が低い選手は、見た目ががっしりしていても、絶対的な筋肉量は少なく出やすい。つまり、筋肉量だけでは正確な比較は難しいのです。

その差を補正してくれるのがFFMIです。

 

FFMIの目安(参考値)

分類 男性 女性
一般 17〜19 15〜17
アスリート 20〜22 17〜19
トップ選手クラス 23以上 20以上

 

FFMIは筋肉量の評価に特化した指標で、体脂肪の多さには影響されません。つまり、「筋肉がどのくらいついているか」を純粋に判断するために非常に有効です。

 

筋肉を増やすには?

FFMIを高めるためには、トレーニングと食事(特にタンパク質)が欠かせません。筋肉の質や出力を高めるにはトレーニングが必要ですが、材料としての栄養(特にタンパク質・カロリー)が足りなければ、筋量は増えていきません。

ただし、FFMIが高い=必ずしも競技力が高い、というわけではありません。瞬発力やスピード、動きの連動性などはまた別の能力です。トップアスリートは、FFMIが高いだけでなく、神経系や動作の質も優れているケースが多いです。

 

体脂肪の管理も競技特性に応じて

FFMIには体脂肪は含まれませんが、体脂肪の量も競技力に大きく関係します

体脂肪はエネルギー源として重要ですが、過剰になると“重り”になり、スピードや俊敏性を下げるリスクがあります。一方で、相撲やアメリカンフットボールなど、質量が有利に働く競技では一定量の体脂肪がプラスに作用する場合もあります。

ただしどちらの場合も、「自分にとっての適正値を知る」ことが第一歩です。

 

計測は2週間に1回が理想

身体の状態は日々変化します。筋肉がついているか?脂肪が増えていないか?――こうした確認をするには、定期的なInBody測定(2週間に1回目安)が重要です。

客観的な数値を見ながらトレーニング・食事内容を見直せるので、無駄な努力を減らし、効率的に体を作ることができます。

 

まとめ

  • InBody570はスポーツ選手の身体管理に最適

  • FFMIは筋肉量を身長に左右されず評価できる重要指標

  • 筋肉をつけるには食事とトレーニングの両輪が必要

  • 体脂肪は競技特性に応じて管理しよう

  • 定期的な測定がパフォーマンス向上への第一歩!

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