怪我・障害一覧
ケガをしてからでは遅い。今こそ「予防」に目を向けて
スポーツをしていると、一度は聞いたことがある「ケガの予防」。
でも実際のところ、その大切さに本当に気づけるのは、多くの場合“ケガをしてから”なんですよね。
「もっと早く柔軟性を高めておけば…」
「あのとき無理せず休んでおけば…」
そんな後悔の声は、現場では少なくありません。
ケガのリスクはどこから来る?
ケガの原因は一つではありません。
筋力の不足、柔軟性の低下、休養や栄養の不足、フォームの問題…。
どこか一つでも崩れると、それが引き金になって身体に負担がかかり、やがて故障につながってしまいます。
さらに、これらが2つ3つと重なると、回復までに時間がかかり、プレー復帰がどんどん遠のいてしまうことも。
特に厄介なのは“柔軟性不足”
中でも、意外と見落とされがちなのが「柔軟性の低さ」。
厄介なのは、“硬くてもある程度のパフォーマンスが出せてしまう”ことです。
一見プレーに支障がないように見えるため、「自分はこのままで大丈夫」と思いがち。
でも実際には、その硬さが要因で筋肉や関節を傷めやすくなっています。
そして、いざ痛めてから「柔らかくしよう!」と意識しても、柔軟性は一朝一夕で身につくものではありません。
改善には時間がかかります。
だからこそ、“ケガをする前から”柔軟性の確保に取り組んでおくべきなのです。
ケガの代償はあまりにも大きい
ケガによって練習や試合に参加できない期間は、選手にとって非常に辛いものです。
特に学生スポーツのように、限られた期間しか競技に打ち込めない環境では、1日1日の重みが違います。
目標の大会や進路にも大きく影響しますし、周囲との差が開くことへの焦りも重なります。
「つべこべ言わず、予防しよう」
今の時代、「根性論で黙ってやれ!」という指導は少なくなってきましたが、ケガ予防のためのストレッチや補強トレーニングは、ぜひ“理由なんて関係なく、習慣として”取り組んでほしいです。
黙ってコツコツ、毎日の積み重ねが未来の自分を守ります。
ケガで後悔しないためにも、「いまやるべきこと」に取り組んでいきましょう。
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