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ジャンプ力を高めるために必要な3つのポイント|筋力・瞬発力・フォーム

「ジャンプ力を上げたい」「もっと高く跳びたい」

このような相談は、スポーツ現場で非常によく受けます。

ジャンプ力を高めるには、ただ下半身を鍛えればよいという単純な話ではありません。以下の3つの要素を総合的に高めていくことが必要です。

 

1. 筋力(下半身・上半身・体幹)

まずジャンプという動作は、「体という重りを空中に持ち上げる動き」です。
当然、体重が軽いほどジャンプに有利ですが、ジャンプするにはその分だけ**“持ち上げる力=筋力”**が必要です。

このときに生まれるのが「体重を軽くしたいが、筋肉をつけると重くなる」というジレンマです。

ここで大切なのが、上半身と体幹の筋力です。
ジャンプは下半身だけでなく、全身の連動によって跳び上がる動作。特に腕振りは非常に大きな推進力になります。試しに体重計の上で腕を振ってみると、一瞬だけ体重が軽くなるのがわかるはずです。

つまり、全身を使って“上に引っ張り上げる力”を発揮するためには、上半身と体幹の強化が不可欠です。筋力を効果的に伸ばすには、スクワットやベンチプレスなどの全身的なウエイトトレーニングを行い、個々の特性に合わせた強化ポイントを明確にすることが重要です。

 

2. 瞬発力(パワー)

ジャンプに必要なのは「強くて速い力」=瞬発力(パワー)です。
これは単なる筋力(重いものを動かす力)でもなく、単なるスピードでもありません。

重い体をいかに速く動かせるか——これがジャンプの鍵です。
「力 × スピード」=パワー。この概念が瞬発力の本質です。

トレーニングとしては、スクワットジャンプやハイクリーンのような爆発的な動きを伴う種目が有効です。また、自重を使ったボックスジャンプや短距離ダッシュも、パワー強化に直結します。

 

3. フォーム(テクニック)

どれだけ筋力や瞬発力があっても、フォームが乱れていてはジャンプ力は上がりません。
動作のタイミングや力の方向がずれていれば、せっかくの力がロスしてしまいます。

たとえば、腕振りと下半身の伸展タイミングがずれていたり、力のベクトルが前方に向いていたりすると、真上に跳ぶ力は出せません。「力をしっかり上に伝えるフォーム」こそがパフォーマンスを決定づける要素です。

さらに、筋力や瞬発力が向上したあとは、それに応じてフォームもアップデートする必要があります。成長した体を最大限に活かすには、新しい能力に合ったフォームで動けるようになることが重要です。

 

ジャンプ力を伸ばすには、「筋力」「瞬発力」「フォーム」の3つがそろって初めて効果が発揮されます。

選手それぞれがどの要素に課題を持っているのかを見極め、的確なトレーニングと動作改善を行うことが、ジャンプ力向上の近道です。


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