怪我・障害一覧
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、その字の通り腰で椎間板ヘルニアが起こった状態のことです。
背骨は何個もありますが、その背骨と背骨の間に椎間板というクッションのような組織があります。
その椎間板が脊柱管という神経の通っているところへ脱出してしまい、神経を圧迫してしまうというものです。
神経が圧迫されると、腰や脚に痛みが出る、脚の感覚が鈍い、力が入らないなどの症状が起こります。
症状が重い場合には、排尿・便障害が起こることもあるので注意が必要です。
ほとんどは重たいものを持ったりして何か大きな負荷が腰にかかった際になってしまいますが、普段から姿勢が悪く少しずつ負担が蓄積して起こることもあります。
勿論、スポーツで力を入れた時に起こってしまうこともあります。
そのため、ストレッチや筋トレをして良い姿勢が保てるようにしておく、普段から猫背にならないように意識して習慣化するなどの努力が必要です。
座っている時に腰が曲がっている方も要注意です。
スポーツ選手も正しい競技動作ができていないと腰に負担をかけてしまいますので、なぜそのような動作になってしまうのか評価して改善する必要があります。
ストレッチや筋トレ、負担のかかりにくい動作の習得などでヘルニアを予防できますし、なってしまってからでも症状の改善はできますので、ヘルニアになってしまった方や予防したい方はしっかり身体のコンディショニングをしましょう。